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中村・史研究室とは
私たち中村・史研究室は薄膜の材料物性を研究対象とする、 東工大金属工学科の中でも少し珍しい研究室です。 研究分野は、磁気特性、電気特性、光学特性、力学特性などと多岐にわたっており、 電子顕微鏡、X線回折装置などの設備を駆使してその材料物性を研究しています。 週に一度開かれる研究室内の報告会(輪講)では、 自分の研究分野だけでなく、他のメンバーが取り組む様々な分野の知識を吸収することができます。 わが研究室に特有な点をいくつか挙げて見ますと、
- ①コアタイムが存在しない
- 輪講には出席する義務がありますが、それ以外に「朝9時~夜5時の間は研究室に居なくてはならない」などの時間的拘束はありません。 やるべき事さえしっかりやっていれば基本的に登下校の時間は自由です。 このようなシステムの下で研究活動を続けていくことは、高い計画性と自制心を要求すると言えるでしょう。
- ②留学生が多い
- わが研究室は学生の約4割が留学生です。 出身国も中国、インドネシア、トルコ、オランダと実に多国籍なラインナップとなっております。 留学生とのコミュニケーションは基本的に英語で行われるので、 好むと好まざるとに関わらず英語力の向上が期待されます。
- ③就職先がバラエティ豊か
- 過去の先輩方の就職先の分野は、 鉄鋼、自動車、分析装置、家電メーカー、石油などと幅広いです。 この理由としては、研究テーマを幅広く持っていること、 機能性材料を研究対象としていることなど挙げられます。
このように、金属工学科の中でもひときわ異彩を放っている中村・史研究室に是非お越しください。 研究室の見学はいつでも歓迎いたしますので、学生が居る時間を見計らって覗きに来てください。
(2013年3月)